自宅でできる農地の取引価格の調べ方

政策・制度

最近、身近なところで、農地の取引をしようとする事例がありました。農地の売り手の方は、今後農業をする予定がないということで、近所の方に農地を譲渡したいという事情がありました。ただし、売却する方も、購入する方も、最近の農地価格の相場観がよく分からなかったので、価格を決めかねておられました。そんな話を聞いているときに、お役に立てればと、最近の農地取引の価格情勢を調べる方法を見つけました。自宅で簡単に調べることができましたので、同じように農地の取引価格をすぐに調べたい方の参考になれば幸いです。

国土交通省の不動産取引価格情報検索

長く農業をしていると農地を取引する機会というのは少なからずあると思います。ただし、農地の取引は相対で行うことが多く、取引価格についての情報が分からない方も多いのではないでしょうか。農業委員会に問い合わせるなどすれば、分かるかもしれませんがもっと手軽に取引価格を知る方法がないかと調べていたところ、その方法を見つけました。
取引価格を調べることができる国土交通省の不動産取引価格情報検索というサイトを使えば、簡単に取引価格をで調べることができることが分かりました。

サイトの使い方

サイトを使って、実際に調べてみた価格動向を見てみます。
基本的な使い方は、
①時期を選ぶ(四半期ごと)
②種類を選ぶ(宅地や農地など)
③地域を選ぶ(市町村・地区)
という条件を設定して検索します。



試しに、①2022年第2四半期、②農地、③京都府亀岡市で検索した場合の検索結果です。24件の取引価格情報が出てきました。

ただし、この条件の設定の仕方だと、四半期ごとのデータしか取得できませんが、ダウンロード機能を使えば、数年分のデータがまとまって取得できます。使い方は次の通りです。
ダウンロードボタンをクリック。

不動産取引価格情報ダウンロード画面になります。
こちらの画面の取引時期(開始時は2005年第3四半期以降のデータが選べました)、都道府県、市町村の条件を設定し、ダウンロードすると、csvファイル形式(Excelで開けます)でダウンロードできます。だたし、こちらのダウンロード方法では、宅地などの農地以外のデータもダウンロードしますので、Excelのフィルタ機能などを使って、農地データのみ抽出する必要があります。

京都府亀岡市の農地取引実績を調べてみました

ちなみに、2018年から2022年の京都府亀岡市のデータをダウンロードして、農地の取引価格を調べてみました。同じ亀岡市でも在地によって取引価格に差はあるようですが、平均で、
一反(約1,000㎡)当たり約85万円、
一坪(約3.3㎡)当たり約3千円
という取引実績が見て取れました。
こちらのデータを今回、近所の農地取引を予定されている方にお伝えして、参考にしてもらおうと思います。
以上、農地価格を調べたい方の参考になれば幸いです

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