農業には車は必須と思われます。したがって就農準備の今から購入に向けてポイントを整理してみます。というのも、今まで自動車を購入した経験はなく、自動車が必要な場面ではレンタカーを利用していました。従いまして、自動車を買うときの注意点など全くわかりませんし、どのような車を購入したらよいか判断が付きかねています。同じような境遇の方の参考になれば幸いです。
自動車を購入する際の検討事項メモ
利用目的
・主に農作業に利用
・自家用車として通勤・移動にも利用
車種
農作業で使うことを考えると、軽トラックはほしいが、自家用車としても利用し、一台で済ますなら、軽ワゴン・軽バンが候補になる。初期費用・ランニングコストを抑えたいので、軽自動車がメインの候補にはなる。
新車or中古車
初期費用を抑える観点からは、中古車で探したい。
ローン
組むか組まないか。金利支払いはもったいないので、ローンを組まないで購入したい。
税金
体系だって調べたことはないものの、自動車の保有には数種の税金がかかると聞いた記憶があるので、この際、実際にかかる税金を具体的に列挙してみます。
自動車取得税(消費税が10%になった際に廃止予定)
税率3%(軽自動車は2%)
新車は、車両価格の約90%である課税標準額*税率
中古車は、新車時の取得価格に経過期間に応じた残価率をかけた価格が課税の基準。50万円を超えていれば課税。
消費税
自動車税(軽自動車税)
総排気量ごとに税率
4月1日の車の所有者に納税通知書が送られ納付期限は5月末。
軽自動車の場合は10,800円/年
自動車重量税
車の重量ごとに税額が定められている
車検証の車両重量で確認できる
車検時に次回の車検までの分を納める
燃料税
ガソリン税(揮発油税・地方道路税)
やはり自動車にはいろいろな税金がかかりそうです。
自動車保険
自賠責
加入することが義務付けられている強制保険。人身事故が補償の対象。
民間の自動車保険
任意保険。万一の場合を考えて、加入したほうがよさそう。保険会社を選ぶ必要がある。農協には自動車共済があるようでそちらも含めて要比較検討。
車体選びのポイント
こちらの書籍を参考に車体選びのポイントをまとめておきます。
- ハンドルに大きなガタがないか走って確認
- エンジンとミッションの状態を確認
- 足回りの状態を確認
- 走行距離6万㎞以上ならクラッチが交換されていることを確認
- 走行距離10万㎞以上ならエンジンのタイミングベルト、冷却水を回すウォーターポンプが交換されているか確認
- 荷台のさびや塗装のはがれを確認
- 重要な場所を修理したことの有無を示す「修理履歴」について確認
以上、自動車は決して安いものではなく、人生の中でも大きな買い物です。慎重に選んで、長く乗れる自動車を購入したいものです。