就農するにあたり自動車は購入する必要があります。これまで自動車を購入した経験がないため、購入するまでに自動車取得に関連する知識を整理していきたいと思っています。同じように初めて自動車を購入する予定の方の参考になれば幸いです。今回は自動車保険についてみていきます。
自動車保険の種類
まず、自動車保険には大きく分類して下の2種類があります。
自動車損害賠償責任保険(いわゆる自賠責)
自動車損害賠償保障法(自賠法)という法律に基づき、加入が義務付けられている強制保険です。自動車による人身事故の被害者を救済するために、すべての自動車に契約することが義務付けられている強制保険です。
24か月の契約で、乗用車27,840円、軽乗用車26,370円の保険料です。
補償内容は限定的で、他人を死傷させるなど人身事故による損害賠償の場合に限られます。傷害:120万円、後遺障害時:4,000万円、死亡時:3,000万円となっております。補償額に上限があることや、自動車の運転者自身や物損事故は補償の対象外ですので、別途任意保険に加入する必要がありそうです。
任意保険
任意保険は、基本的に6種類の保険があります。
①対人賠償保険←加害者になったときの損害賠償に備える
②対物賠償保険←加害者になったときの損害賠償に備える
③自損事故保険←自損事故に備える
④搭乗者損害保険←ドライバー含め同乗者の死傷に備える
⑤無保険車傷害保険←加害者が保険に加入していなかった場合に備える
⑥車両保険←自分の車の損害を補償
リスク細分型自動車保険という仕組み
また、事故のリスクに応じて保険料が決まるリスク細分型自動車保険という仕組みがあり、これらを限定することで保険料が安くなる場合があるので要検討です。(カッコ内は左が保険料が安い)
- 使用目的( レジャー < 通勤通学 < 業務 )
- 走行距離( 短い < 長い )
- 性別( 女性 < 男性 )
- 運転歴( 無違反者 < 初心者・違反者 )
- 地域( 金融庁のガイドラインあり )
- 安全装置( 多数 < 少数 )
- 所有台数( 2台目以降 < 1台だけ )
保険の販売方法
大きく分類して下の2種類があります。
- 通販式
- 代理店式
通販式が保険料が安くなる傾向があるようです。安かろう悪かろうでは?と心配になりますが、事故後の処理等はあまり変わらないみたいです。
主な保険会社
- イーデザイン損保(東京海上グループ)
- セゾン自動車火災保険
- ソニー損害保険
- 三井ダイレクト損害保険
- チューリッヒ保険
- アクサ損害保険
- セコム損保
- SBI損害保険
- AIU損害保険
- 東京海上日動火災保険
- 三井住友海上火災保険
- あいおいニッセイ同和損害保険
- 損害保険ジャパン日本興亜
- 日新火災海上保険
- 共栄火災海上保険
- そんぽ24損害保険
- 富士火災海上保険
自動車保険の保険料の相場
自動車保険にどれぐらい払うのか、相場を調べてみました。3万円以上5万円未満というのが一番多いようです。
私は軽ワゴンを購入するつもりですのでこのあたりか、それ以下になるのではないでしょうか。
今回のブログ記事を書くにあたって参考にした書籍はこちらです。コンパクトにまとまっており、知識の乏しい私には、とってもに良い本でした。