農業を始めて3年目、2019年の振り返り。新しく取り組んだことなどまとめ。

経営

農業を始めて3年目の2019年が終わりました。就農前は
”3年ぐらいで経営が軌道に乗るといいな”
という感覚でした。振り返ると、1,2年目のような栽培面での失敗はかなり減ったかなという感想です。ただ、経営的にはまだまだ改善の余地がありすぎて、明るい未来は見えていません。

就農3年目の雰囲気など感じ取っていただければ幸いです。

イチジクの養液栽培

水稲育苗用のビニールハウスがあるのですが、育苗期間以外の有効な使い方を検討していました。制約として、下を固く踏み固めており、トラクターで耕したくないので、その状態で育てられるものを探していました。コンテナを使っての養液栽培であれば、下を耕すことなく作物を育てている例を見ました。栽培されている作物は、トマト、いちご、切り花、葉物などもありましたが、ブドウやイチジクなどの果実も例がありました。果物は面白そうなのでイチジクを育ててみることにしました。
一年目ということで、ほとんど収穫には至りませんでしたが、12月になってやっと少し収穫できました。今年も引き続きイチジクに挑戦します。樹も2年目なのでは7月ぐらいから収穫できるようになるのではないかと期待しています。

ふるさと納税の返礼品として野菜セットを販売

京都長尾ファームの野菜セットが京都府亀岡市のふるさと納税の返礼品にしていただきました。これまでは、自社サイトのオンラインショップで野菜セットを販売していましたがが、窓口が増えたことになります。
当初、ふるさと納税の返礼品にするなどとは考えていなかったのですが、ある日、亀岡市役所から連絡をいただき、ふるさと納税の返礼品とすることの提案を受けました。市の担当の方が、京都長尾ファームのサイトを見ていただいたらしく、そこで野菜セットの販売をしていたのでその商品をふるさと納税の返礼品にしてはどうかというお話でした。説明を聞き、提供できそうだったので、手続きをさせていただいて、返礼品に登録することができました。おかげさまで早速、注文をいただき、全国各地に発送させていただいております。ふるさと納税はオンラインショップよりも多数の注文があり、運送料も負担していただけるので大変ありがたい取り組みであります。引き続き取り組んでいきますので何卒よろしくお願い申し上げます。

ビニールハウスを使った栽培

2年目までは露地のみで栽培していました。さすがに冬に育てる野菜が限られてくるのでビニールハウスは建てたいと思っていたところでした。2年目が終了した冬にビニールハウスを建てました。メインに使っているのは6m×20mです。3年目はこちらの小さなハウスを利用して1年間栽培してみました。こんなに小さいハウスですがあるのとないのではずいぶん違います。
 ・虫害が少なく(特に葉物)、雨風に晒されないので品質の良い野菜が作りやすい
 ・冬の成長が早い

一方で夏のハウス栽培は改善余地があります
 ・暑くて栽培品目が限られる
 ・コナジラミが大発生した

露地栽培に加えて、ビニールハウスを有効活用した栽培体系を確立したいと思っています。また、ビニールハウスは建設費が高価なものの、その効用はかなり高いと実感しますので、さらに建設したいと思います。

ビニールハウスを自己施工した


中古のハウスを入手できたので解体&組み立てを行いました。
webで入手したマニュアルがとっても役立ちました。
あと、地元の施工業者がハウスを建ててもらったときに一緒にお手伝いをしました。お手伝いはもちろん無給ですが、建て方や使う道具を身をもって学べるのでお勧めです。

お米用の貯蔵庫を購入

昨年から本格的にお米の直接販売を始めました。そこで、保管用の冷蔵庫を購入しました。農業を始めて初めての固定資産です。大きい買い物をしたということで書いておきました。

農事組合法人の設立&参画

京都長尾ファームの所在する亀岡市吉川町吉田東地区の集落営農組織を法人化しました。この集落営農組織はこれまでは任意組織として、水稲栽培関連の共同作業・機械の共同利用を行ってきましたが、事業基盤をしっかりしたものにしを永続的に行うために法人化しました。私も理事として経営に参画しています。

直売所を退会

就農以来、出荷をしていた直売所を退会しました。農事組合法人の仕事も増え、時間が足りなくなっています。うすうす気が付いていたことですが、直売所メインの出荷では経営を成り立たせるのは厳しいです。直売所の問題点はこのサイトに大変よくまとめられています。まさにこの通りの現象がおこります。