危険物取扱者試験乙種第4類を受験しました

危険物取扱者試験乙種第4類を受験しました 資格

受験したきっかけ

個人の農業経営とは別で、集落営農組織である農事組合法人に所属しています。こちらの法人では水稲の作業受託がメイン業務で、加えて生産から販売まで手掛けています。お米の収穫時には乾燥・調製作業が必要です。その設備に灯油を利用します。それなりの灯油の量を扱うので、法人のメンバーと灯油の取り扱いについて危険がないようにしようと話し合っていました。そこで、危険物取扱責任者乙種第4類の資格を取得しようとなり、法人の中で希望者2名が受験することになりました。
個人的な考えですが、何かを学ぶときに資格試験を利用すると、その分野の知識が体系的に身につくので、資格試験を受験することは効率的な勉強方法と思っています。そのような考えのもと、3年前には毒物劇物取扱者試験も受験しています。

ちなみに乙種第4類は、危険物取扱者試験の中で最も人気で、”ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの引火性液体”が対象となります。ガソリンスタンドで働くには、この資格を取得していると重宝されるようです。

試験勉強について

試験は以下の3科目について行われます。
・危険物に関する法令(15問)
・基礎的な物理学及び基礎的な化学(10問)
・危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法(10問)

合格基準は、試験科目ごとの成績がそれぞれ60%以上です。つまり、「危険物に関する法令」9問以上、「基礎的な物理学及び基礎的な化学」6問以上、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」6問以上の正答が必要です。

最初に受験した感想を述べると、「危険物に関する法令」は知らないことばかりで覚えることが多く苦労しました。一方、「基礎的な物理学及び基礎的な化学」、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」は高校で物理・化学を学んでいればある程度解答できる内容でした。

試験に出題される問題は、過去の問題が繰り返し出題されているようですので、過去問を繰り返し解くことが合格の近道のようです。
そこで過去問を中心に勉強するため、こちらの公論出版の「乙種4類危険物取扱者試験」を購入しました。

こちらは、出題頻度の高い過去問が豊富に掲載されており繰り返し解くことで試験に合格できる知識が身につくようになっています。
この問題集を2周しました。「危険物に関する法令」は3周目を勉強したかったのですが、時間がなかったです。

日々の農作業で忙しいので勉強時間を確保することが大変でした。試験1か月前から、朝起きて1時間ほど勉強するようにしました。また、通勤中の車内でYouTubeの動画を聞き流しました。こちらの動画のシリーズが勉強になりました。

試験結果

結果的には合格していましたが、「危険物に関する法令」はぎりぎりでした。

危険物取扱者試験に合格したので免状も取得できます。農業の経営をしていると、危険なものを取り扱うことも多いので知識を積み重ねて、危険を減らした農業を実践したいと思っています。

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