このブログは、会社員を退職し農業をやることを決心した2016年ころから書き始めました。
就農は一大決心でした。ブログを書き始めた当初は不安と期待の入り混じった心境。ただ、どのような結果になろうとも後悔することはないという確信のようなものはありました。その当時の心境を残しておきたいという気持ちでブログを始めました。(当初のブログは現在は、非公開にしておりますが、折を見て公開できればと思っております)
ちなみにブログタイトルにある”帰園田居”という言葉の意味は、昔の中国の文学者”陶淵明”の詩”帰園田居”(園田の居に帰る)を参考にしています。陶淵明が40代で役人を辞し、故郷に帰る際に読んだ詩と言われています。ちょうど会社員を辞め、故郷の京都府亀岡市で就農する心境が重なったものですので、ブログのタイトルにいたしました。
この”帰園田居blogについて”ページを書いているのは2022年です。早いもので、就農して5年超が経過しました。農業を取り巻く経営環境は厳しいと実感する一方、農業を軸とした地方での仕事は非常に魅力的であるとも感じています。私自身、就農前は農業をするということについて、生々しい情報に触れる機会がなかなか見つからず就農する決断ができずにいました。そこで、最近のblogの目的は、農業を仕事にしたいと思っている方、特に、実家が農家だけど現在は会社員等して故郷から離れている人向けに、リアルな農家の生活を情報としてお届けすることを念頭にしています。実家の農業を継ぐことを視野に入れて情報収集をしている方の参考になればいいなと思ってます。