お金の不安

農業を始めてから気がかりなことといえば、お金の問題があります。

就農前からうすうす気が付いていましたが、実際やってみてわかるのは、農業で稼ぐって大変です。なかなか満足できる水準には到達しません。まだまだお金に関する不安は大きいです。

不安になる要因のもう一つは、イマイチ支出が把握できていないことがあります。
所得がもう一歩ということに加え、実際にいくら生活費がかかっているかということがいまいち把握できておらず漠然としていることも不安になる一因かと思っております。

そこで、農業を始める前のサラリーマンのときと、農業を始めた後の生活費を含めた費用、今回は特に固定費を明らかにすることで不安を取り除ければいいなと思い、データを集めてみました。
ここで固定費を取り上げたのは、固定費とは何もしないでも支出される費用のことで、節約には変動費よりも固定費を減らすことが重要だと聞きかじったためです。

これから農業をする方にとっても就農後の固定費がイメージでき、少しでも不安を和らげる一助になれば幸いです。

固定費を計算してみました

固定費

家賃
東京から京都へと変わりました。部屋の広さ最寄り駅からの距離はほぼ変わらない物件を賃貸していますが、さすがに年間40万円ほど下がりました。

電気・水道・ガス
公共料金はほとんど変わりません。

クレジットカード年会費
就農前はマイレージをためるため、年会費の必要なクレジットカードを保有していましたが、飛行機に乗る機会も減ったので年会費不要のクレジットカードに変更しました。

スマホ・通信費
就農前から格安SIM、固定回線なし、インターネットはテザリングを利用しており、就農後も特に不自由ないので変更ありません。

新聞
就農前から日経新聞を継続して購読しています。最近は日本農業新聞も購読したいかもと思っています。

PCソフト・アプリ、ドメイン・サーバー代
就農後はofficeソフトの支払いをサブスクリプションにしたり、ホームページを運用するために必要な費用が発生しています。

自動車関連(駐車場、保険、税金、車検)
就農前は自動車の保有はありませんでした。就農後は、軽トラと軽自動車の2台を保有しています。こうしてみるとかなりの費用が増えています。年間約26万円増ですか…。

地方に暮らしてもあまり減らなかった固定費

以上、あらためて見ていると、合計では年間11万円程度の固定費が減っています。正直、東京から京都へと少し田舎に引っ越したので固定費もグッと下がるかと思ったのですが、合計ではあまり変わりません。これは家賃は下がったのですが、自動車にかかる費用が大きくなったためです。地方で自動車は必要ですし、農作業に軽トラも必要です。就農2年ほどは軽トラは所有しないでやっていましたが、不都合が大きかったので軽トラも購入しました。

家賃については、妻が仕事をするうえで通勤に便利なところに住む必要があるので駅近のアパートを借りていますが、もうちょっと抑えられる可能性はあります。

ただ、今回計上した固定費の一部は、事業で利用しているので経費にできるものもあります。

今回、固定費を整理していましたが、不安の払しょくには至らなかったですね。やはり農業での所得を上げる必要性を再度感じる結果でした。

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