農家の生活を振り返る

友達から、
「農業を始めて、普段どんな生活してるの?コミュニケーションとってる?」
と聞かれました。

良い機会ですので、
コミュニケーションという観点から生活を振り返ってみます。

普段の一日の流れからどんなコミュニケーションを取っているかまとめてみました。

よくある一日

朝一は、妻・子供と朝ごはんを一緒に食べます。
他愛もない会話をして農場へ行く準備をします。
サラリーマンの時は出勤時間が早かったため朝ごはんを食べず、
職場でコーヒーのみという生活でしたので朝は時間に余裕があります。

農場は実家のすぐ近くですので、
両親に会います。多少の会話もします。
作業着への着替えなど実家でさせてもらってます。

また、私の隣の農場で義兄が別経営で農業を営んでおり、
会えば多少の会話をします。
ただ、作業は別々ですので仕事内容についてそれほど細かく話すことはないです。
また、義兄の農場ではパートタイムの方もおられるのでその方々とも少しお話します。

日中の作業中は、
両親がたまに手伝ってくれる時があるので
会話をしながら作業することはあります。
その時に野菜栽培の技術的なことや慣行を教えてもらっています。

また、畑のそばを通る
近所の人(子供のころからよく知っているおじさん、おばさん)との会話も良くあります。
ダメだしされたり、励まされたり。
「マルチはもっとピンと張らなあかんで!」
とか農道から声をかけられます。
私が就農したばかりなので、目をかけてくれているのだと思います。
有難い言葉として受け止めています。

また、少数ですが同年代の農家の人もいるので(小学校の時からの知り合い)
見かければ情報交換をしています。


その他、不定期ですが機会があるときには、
直売所の生産者仲間、地域の新規就農者、農協、肥料店、役所などのコミュニティがあります。
農家の方には農場を見学させてもらったりしています。

普段の主なコミュニケーションは以上のような感じです。

コミュニケーションの質

ついでに振り返ると、
コミュニケーションの質という観点では、
サラリーマン時代と大きく違う点は二つある気がします。

①人に行動を促すためのコミュニケーションが減った
②上下(役職)関係がほぼない

①については、会社では組織で成果を出す仕事が主であり、
誰かに何かをしてもらうためのコミュニケーションが多かったように感じます。
今思えば、相手の心理を意識しつつどうすればこちらの意図を理解してくれるか、
ということに苦心していました。
今は基本、一人の作業ですので自分が納得すればそれで良く、
話すときに気を遣うことは減りました。
逆に、気を遣った話がどんどん下手になることを少し恐れています。
独り善がりの空気の読めない人になるかもしれません。

②については、上下関係を意識することが相当減りました。
年配の農家の方とお話しするときでも、
もちろん敬意は持ちますが、上下関係という意識は全くないです。
ですので、人に聞きたいこと、言いたいことも割と気安く言うことができます。
 
ただ、①・②については、今の就農したばかりの立場だから意識しませんが、
農村にも多くのリーダーシップを発揮する場・役割があります。
町内会、消防団、地域の行事など数多くの役割があるのでリーダーシップを発揮する立場になった場合は特に①を再び意識する必要は出てくるでしょう。



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