土壌の教科書を調べていくと、
土壌調査で最も基本的な調査項目にPH、ECというものがあります。
そこで測定してみましたのでその過程を記しておきます。

理科の実験みたいで楽しかったですよ。

PH、ECとは

まずは、PHについて調べたこと。
  • PHとは土壌が酸性かアルカリ性かを示した指標。
  • PH7が中性。それより小さいと酸性、大きいとアルカリ性。
  • 好適PHは作物ごとにより違う。
  • 土壌溶液中の水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)の割合(濃度)によって決まる。PHが1違えば水素イオン濃度(水酸化物イオン濃度)は10倍、2違えば濃度は100倍違う。

次にEC(電気伝導率)について調べたこと。
  • ECとは土壌の塩類濃度(肥料養分の濃度)の指標。土壌と純水を混ぜた懸濁液中の電気の通りやすさ。
  • 塩類を含まない水は電気を通しにくいので、ECの値が低くなる。
  • ECは硝酸イオンと相関が高い。
  • ECが高いと作物の根に障害が出やすい。
使った機材

使った機材は



をamazonで購入しました。
測定器は色々なメーカーのものがあるので、どれが良いのか分かりませんでしたが、
レビューを参考にしたり、手ごろな価格の物を選択しました。
それぞれ数千円~数万円のものまで幅広くありました。

使い方はとても簡単で、
PHは土に測定器を刺してメモリを読むだけ。
ECは土を採ってきて、水と混ぜて(1:5)、測定器を浸してメモリを読むだけ。
                                                                                    
IMG_1318

IMG_1325


測定結果

測定した畑は、借りたばかりの農地です。

もともとお米を作っていた水田ですが、
昨年は休耕されていたようで耕耘前は1メートルくらいの草が生い茂っておりました。

結果は
PHは中性に近く、
ECはずいぶん低かったです。
肥料はあまり残っていない、という理解でいいのかな。

結果を参考に施肥の計画を立てようと思います。



(参考図書)
現代農業2016年10月号 
土壌診断によるバランスのとれた土づくり 財団法人 日本土壌協会 
図解 土壌の基礎知識 藤原俊六郎 農文協